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社員食堂事情~こだわりオフィスの食堂やカフェはこんなにも魅力的~
2020.01.14UP

今、多くの企業で社員食堂や社内カフェを設置し、従業員に対して飲食の場と共に良心的な価格かつ健康が考えられた食事メニューを提供することが積極的に行われています。社員食堂や社内カフェを充実させることで、どのような効果が期待できるのでしょうか。最新の社員食堂や社内カフェの事例と共に解説します。

社員食堂やカフェに力を入れる企業が増えている

最近、社員食堂や社内カフェに力を入れる企業が増えています。例えば健康的なメニューを取り揃えた社員食堂や、オシャレなカフェ風のテラスなどバラエティーに富んだ施策が行われています。

その社員食堂やカフェの方式は主に3通りあります。企業が直接、調理師や栄養士などを雇用して社員食堂を運営・管理する「直営方式」、社員食堂の運営・管理を専門的に行う企業を新たに設立する「準直営方式」、完全に外部に運営・管理を委託する「外部委託方式」です。

社員食堂などの導入目的やコンセプトは企業によって異なりますが、おおむね、福利厚生を手厚くすることにより、従業員満足度向上を目指しつつ、既存の従業員の定着のみならず、この人手不足、売り手市場の厳しい状況において、新卒・中途採用者を積極的に採用するための企業価値向上が主目的と考えられます。

また最近では従業員の健康を考え、ヘルシーで栄養バランスの整った食事を提供することで、健康増進サポートを行う目的で実施している企業も多くあります。

いずれも企業側からの手厚い食事面での補助により、従業員満足度を高め、従業員とのエンゲージメントを強める取り組みといえます。

社員食堂や社内カフェ設置の効果とは?

社員食堂や社内カフェにより、実際どのような効果が生み出されるのでしょうか?

リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が2018年5~6月に実施した社員食堂についてのアンケート調査結果では、従業員の社員食堂利用の理由を知ることができます。

自社に社員食堂がある人に、利用したいと思う理由を聞いたところ、1位は「有料だが、安く食べられるから」で47.2%、2位は「外部に出るのが面倒だから」で26.7%、3位は「短時間で済ませられるから」で23.1%となりました。

社員食堂は、食事そのものはもちろん、時間の効率化、コスト削減の提供にもつながっているようです。

またマルハニチロホールディングスが2013年に行った「ビジネスパーソンのランチと社員食堂に関する調査」では、「社員食堂の良いと思うところ」については「安く食べられる・無料で食べられる」がトップで78.1%を占め、次いで「栄養バランスのとれたメニューがある」で48.6%となっていました。

また社員食堂に対する意見として、次の結果も出ています。

「社員食堂での食事は健康UPにつながる」55.5%
「社員食堂があることは、仕事のモチベーションUPにつながる」36.9%
「社員食堂があることは、社内コミュニケーション活性化につながる」58.7%

これらの調査結果から、社員食堂設置による効果として、

・食費補助、食費削減
・時間の効率化
・健康増進
・仕事のモチベーションアップ
・社内コミュニケーション活性化

などを総合した上での、従業員満足度向上が期待できると考えられます。

様々な可能性を秘めた食堂の利用法

社員食堂は食事の場としてだけでなく、さまざまな利用法があります。

●ミーティングスペースとして活用

先ほど、社内コミュニケーション活性化の効果が期待できると紹介しましたが、食事をする場としてだけでなく、食堂やカフェをミーティングスペースにして、社内外の打ち合わせの場として利用している企業もあります。

●業務スペースとして活用

また、食堂自体が業務スペースとしても活用できる空間になっているケースもあり、いわゆる働く環境を選ばない、自由な仕事スタイルの場として提供することで、従業員の作業効率アップを狙う企業もあります。

このように、社員食堂は単に「食事を提供する場」ではなく、社内コミュニケーションスペースとしての役割も幅広く担うことができる可能性のある、魅力的な場所といえます。

社員食堂・カフェの最新事例

続いて社員食堂や社内カフェの事例をご紹介します。いずれも、従業員の満足度アップが期待できるものです。

・カフェテリアでの食事は3食無料~楽天株式会社
Eコマースを中心とする幅広い事業を行う楽天株式会社では、社内カフェテリアでの食事は一日朝食・昼食・夕食の3食無料であり、健康的な食事を従業員に提供しています。加えて社内にはコンビニエンスストア、有料レストランも設置しています。

さらに、最新設備を備えたジムを設置するなど健康増進に力を注いでいます。またコミュニケーション活性のために、社員同士の交流を深めるための社内制度やイベントも多数あります。

・コミュニケーションが活発に行われる社内カフェ~株式会社ドリコム
ゲーム事業や広告・メディア事業を行う株式会社ドリコムには、オシャレなデザインの社内カフェが存在し、従業員は福利厚生価格で利用できます。またリラックスできる空間で新しい発想が生まれる場づくりとしての活用もされており、社内勉強会や、他社との共同勉強会が頻繁に開催されているほか、サービス研究&社内コミュニケーションのためにゲームスペースの用意もあります。快適なカフェ空間で、コミュニケーションが広がっているそうです。

多くの企業では、社員食堂や社内カフェの導入が進んでおり、そのこだわりは強いものです。この人手不足・売り手市場の中で、採用強化のための企業価値向上を目指して、各社が力を注いでいる一つの分野です。社内食堂や社内カフェを充実させ、こだわることにより、さまざまな良い効果が生まれることが期待できます。

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