COLUMNオフィス アイデアコラム

オフィスの立地・エリア
~その重要性や選ぶ際のポイントとは?~
2019.04.15UP

オフィスの立地を検討する際のポイント

オフィスの立地を検討する際は、会社の便益だけでなく、顧客や取引先などの来訪者にとっての利便性はもちろん、人材の採用や働きやすい環境づくりのため、社員にとっての利便性を考慮することも必要です。つまり、オフィスの立地検討は、会社の経営戦略として行うことがポイントになります。

例えば、駅からの距離、周辺環境についても、戦略に沿った形で選ぶことが大切です。

具体的には、次のような項目をチェックして選ぶと良いでしょう。

●最寄り駅の場所

会社からの最寄り駅は特に重要です。JRや地下鉄、バス停などの最寄りの公共交通機関が、どのエリアが良いかは、まず初めに選ぶ必要があります。東京であれば新宿、渋谷、東京・丸の内、品川、池袋などのターミナル駅に出やすい駅から近い立地にすることで、取引先の来訪のしやすさや社員の通いやすさにつながります。また最寄り駅が複数あると、より来客や社員のアクセスが便利になります。

●最寄り駅からの徒歩分数

最寄駅から徒歩何分なのか、その距離も重要です。近いほど訪れやすく、好まれるでしょう。

●飲食店やコンビニエンスストアへの距離

会社から徒歩5~10分圏内にランチができる飲食店が複数あると、社員同士のコミュニケーション活性化につながります。何かと便利なコンビニエンスストアが近くにあることもポイントになります。

●金融機関や役所などへの距離

常時、付き合いのある取引先や外注業者の会社からの距離も重要です。近くではなくとも交通の便のいいところであればいいでしょう。

●同じ業界・業種が集まるエリア

昔からの慣例や新しいトレンドなどを背景に、同じ業界・業種の企業は同じエリアに集まる傾向があります。例えば、金融関係は丸の内・大手町、兜町、外資系航空会社は虎ノ門・神谷町、アパレルは銀座、表参道などに集まっています。自社の業界・業種と同じ会社が集まるところにあえてオフィスを構えるのも一つの方法です。

●賃貸費用(坪単価)

当然、エリアによって坪単価は変わってきます。坪単価は必ずチェックしておかなければなりません。

●会社のイメージにふさわしいか

オフィスの立地はブランディングにも関わってきます。立地によって企業イメージが変わるためです。自社のイメージに合っているところを選ぶべきです。

良い立地にオフィスを構えるメリット、効果とは

オフィスを良い立地に構えることは、経営戦略と密接に結びついています。会社にとって最もふさわしい立地にオフィスを構えることにより、経営上のメリットや効果をさまざまに生み出すことができます。

●営業効率が上がる

取引先企業から見たアクセスの良さはもちろん、最寄り駅から近く、ターミナル駅にも出やすい立地であれば、営業マンが外出する際にも便利です。必然的に営業効率も上がるでしょう。

●業務効率が上がる

オフィスの良い立地は、「働き方改革」や人材不足などで求められている業務効率化にも貢献します。通勤に便利で近いオフィスは、時間も交通費も抑えられる上に、社員のストレスの軽減にもつながることから、働きやすい会社の要因の一つにもなり得ます。

●採用率が上がる・人事に有利

利便性の高い立地は、新しい人材の獲得にも有利です。優秀な人材が集まり、人も辞めにくくなると考えられます。

●業界・業種のトレンドのキャッチ、市場の活性化

同業界・業種が集まるエリアにすれば、横のつながりが増し、業界のトレンドにも通じることができる可能性があります。

●企業イメージ向上

自社のブランディングにおいて、立地が良い効果を生み出すことがあります。

オフィス立地の最新動向~今、人気のエリアは?

今、オフィスの立地は、どのようなエリアが人気なのでしょうか。東京と大阪について、近年人気のエリアをご紹介します。

1.東京
【丸の内・大手町・有楽町エリア】

日本屈指のオフィス街で、現在もオフィスが増え続けているエリア。オフィス物件のニーズは極めて高く、CBRE株式会社の2017年の調査によると、過去10年間、過去3年間でみた場合の新規需要は、いずれも圧倒的なボリュームとなっています。そのため、必然的に賃料相場も高水準となっています。

多数の駅や路線が集まる交通アクセスの良さの他、ホテルやカンファレンス施設、フィットネスジムといったビジネスパーソンをあらゆる角度からサポートする施設がそろっているのも特徴です。

【浜松町・田町エリア】

非常にオフィス数が多く、ビジネス、観光、飲食などあらゆる特徴のある浜松町・田町エリアは、近年、オフィスにとって人気のエリアになっています。東京と品川の中間地点に位置する利便性の高さも好まれているようです。また浜松町駅は、羽田空港に直結するモノレールの始発駅であるため、飛行機の利便性も高くなっています。

交通アクセスが良い割には、比較的賃料相場は安価でしたが、今後、浜松町駅、田町駅周辺どちらも再開発の計画が着々と進んでおり、高層ビルが立ち並び、オフィスニーズも増えていくと予想されています。

【日本橋・八重洲エリア】

古き良き日本の伝統文化を守りつつも、再開発が進められている日本橋・八重洲エリアは、築年数の古いビルから大型ビルまで、さまざまなビルが立ち並びます。今でもオフィスにはとても人気のエリアで、都内では最も拡大しているエリアといわれています。今後も刷新・成長していく可能性が期待されています。

【西新宿エリア】

西新宿エリアは、都庁と共に超高層ビル群が立ち並ぶ、丸の内・大手町・有楽町エリアに次いで、オフィスに人気のエリアといわれます。ターミナル駅である新宿に近い交通アクセスの良さと共に、マンションの開発が活発な住宅地を背後に抱えている特徴があります。新しさ、成長度という点では他エリアに劣りますが、今後もオフィスニーズは変わらないでしょう。

【品川エリア】

品川エリアは、大崎エリアや天王洲エリアも含めて、成長度が非常に高い新興ビジネス街といわれます。大手企業が古くから存在する一方で、新たにオフィスを移転する企業も見られます。東海道新幹線が乗り入れている他、数多くの路線が集い、交通アクセスは抜群に良いのが特徴です。今後、ますますオフィスニーズが高まると期待が寄せられています。

2.大阪
【梅田エリア】

CBRE株式会社の2014年の調査によると、大阪では梅田エリアが圧倒的にオフィスが多くなっています。JR大阪駅、阪急・阪神・地下鉄梅田駅周辺という、大阪の玄関口であることがポイントです。

【中之島エリア、本町エリア】

大阪の中で、梅田エリアに次いで成長しているのがこのエリアです。今後も成長が期待できるエリアです。

オフィスの立地を検討する際には、戦略的に行うことで、より会社の経営、売上などに良い影響がもたらされると考えられます。今回ご紹介したポイントや一般的な人気エリアを、参考にされてみてください。

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