COLUMNオフィス アイデアコラム

一人当たりのオフィス面積・事務所面積調査
~データのご紹介~
2017.03.21UP

「一人当たりのオフィス面積」を考慮する必要性

オフィスや事務所の移転・改修の際には、快適で生産性の高いオフィス環境づくりのために考慮したい項目が複数あります。その中の一つに、「一人当たりのオフィス面積」があります。 一人当たりのオフィス面積とは、個人のデスク周りの執務スペースのほか、会議室やリフレッシュルームなどの社内で利用するあらゆるスペースが含まれます。 一人当たりのオフィス面積が少なすぎると生産性が下がるため、オフィスづくりは失敗する可能性が高くなります。反対に、一人当たりのオフィス面積が広すぎても、スペースコストを無駄にかけてしまうだけでなく、社内コミュニケーションなどに支障が出ることなどから、生産性が下がってしまう可能性もあります。 そこで、オフィス移転時にレイアウトを考える際には、最適な一人当たりのオフィス面積を設定する必要があります。
■現状の「一人当たりのオフィス面積」は、約4坪
オフィスや事務所のレイアウトを考える場合、「一人当たりのオフィス面積」のデータを基準にすることができます。複数の団体や企業が、実際の企業における一人当たりのオフィス面積を調査し、その平均データを公表しています。その代表的なデータをご紹介します。
●日本ビルヂング協会連合会(2013年)
【全国】 ・小規模ビル:13.6平米 ・中規模ビル:13.2平米 ・大規模ビル:12.3平米 ・平均天井高:2.61m 【東京都】 ・小規模ビル:13.6平米 ・中規模ビル:12.6平米 ・大規模ビル:11.7平米 ・平均天井高:2.60m 参照:日本ビルヂング協会連合会 「ビル実態調査(全国版)結果要旨(平成25年度版)」 「ビル実態調査(東京版)結果要旨(平成25年度版)
●森トラスト株式会社(2010年)
・有効面積:13.8平米(4.2坪) 参照:MORI TRUST GROUP 「オフィスワーカー1人当たり床面積動向調査 ʼ10」 これらのデータをみると、およそ13平米(約4坪)ほどが平均と考えられます。また、ビルが大規模になるほど一人当たりの面積は少なくなる傾向があります。
■これからの「一人当たりのオフィス面積」は年々縮小傾向
ザイマックス不動産総合研究所の調査によれば、年々、一人当たりのオフィス面積は縮小傾向にあることが分かっています。東京23区では、2016年4月の時点で約12.5平米と少ない結果になっており、年々減少しています。
●ザイマックス不動産総合研究所(2016年4月)
東京23区 3.8坪(約12.5平米) 参照:ザイマックス不動産総合研究所 「1人あたりオフィス面積調査(2016年)
■コストと生産性で、「一人当たりのオフィス面積」を決める
このように、一人当たりのオフィス面積が10平米を切る傾向がある中で、どのように検討していけばいいのでしょうか。冒頭でも述べた通り、生産性を考慮して適正な面積を確保する必要があります。統計データの数値を目安に、業務内容やレイアウト形式に合わせて設定していくことが求められます。 しかし、現実的には、オフィスビルの形状、社員数、予算などの制約が生じます。これらの制約がある中で、最も重要なのは、あくまでオフィス環境改善が目的であることを忘れないことです。 コスト削減のために最小限の面積にする場合にも、現実的に生産性が確保できるのかは一番に考えるべきことです。現在、一人当たりのオフィス面積の縮小傾向がある中で、どこまで削ることができるかもコスト削減のためには必要ですが、一番はパフォーマンスと成果ありきということを重要視して、検討してみてください。 一人当たりのオフィス面積が縮小されているなか、新しい働き方としてフリーアドレスが注目され始めています。詳しくはコラム「オフィスのフリーアドレス~メリット・デメリット」でご紹介していますので、ぜひご覧ください。 このほかにも従業員の業務効率や生産性の向上に影響するオフィスレイアウトの情報を掲載しています。詳しくは「オフィスレイアウトの基本」または「快適なオフィスの作り方」でご紹介していますので、参考にしてください。

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